先日子育てが一段落した、ボルドー在住日本人おかあさんによる、約20年間の育児絵日記のブログ。 リアルタイムのボルドー関連おすすめ情報もご紹介。 Un blog présentant les journaux écrits pendant environ vingt ans par une maman japonaise pour sa fille vivant à Bordeaux où l’enfant a grandi et désormais devenue adulte. Vous y trouverez des informations liées au Bordeaux d’aujourd’hui également.
お腹を示すとやってくる。 最速でやってくるのは、本棚の扉を開けたとき。 もう、飛んでくる。「もっと大きくなったら、全部の本に触っていいよ。でも今は触らないで」というと、じりじりしながらも耐えて、触らなかった。言葉を理解できる?のね?
一歩あるいては土を触り、砂利を触り、葉っぱを触る。地面研究に余念がない。
首を振るのだが、どうもこれは「イヤイヤ」とは逆の意味、「もっとちょうだい」の意で使っているように思われる。ちなみにこの時は、「もっと抱っこ」の意だったろうか。
箱から出しまくる。
疲れても、眠くても、「なんとかせい!」と親に怒ってた時代からすると、自発的に休んでくれのは、大変な進歩。
一歳近くになって、子育てにちょっと余裕が出てきた?
これは木製の腰掛椅子
幼児との外出は、出発までが大変。ボ子のフードに、家の鍵を入れさせてもらうと、玄関を閉める時に、カギを探らなくて済んで楽だった。もちろん施錠後は、鞄にしまうよ。
子どもに付き合うぞ、ってんで、当時の掃除は、ボ父まかせで週末のみでした。一歳が近づいて、やっと余裕が出てきた感じ。
フランスはね、各レジごとに防犯(門?)が設置されてるんですわ。しかも当時にしては幅広の乳母車だったから、車輪がひっかかって、通れなかったの。
夜のおっぱいだけでは寝ない。どんなに眠そうでも抱っこをせがむ。ボ母のあとは、ボ父が抱っこ。そして寝んね。それが近頃のねんねの儀式。
テレビの女の人に向かって「ブラボー」してたよ(ボ父)
柴君宅にて。イヌと幼児って基本、同じだな。
珍しくぐずる。抱っこしても喜ばない。常備のピクニックシートと毛布を路上に敷いて、遊ばせる。浮浪者のよう。通行人の目線が痛い気がする。もしかして、このままカフェに立ち寄れなくなるのかしら。(当時の日記原文まま) 「大丈夫だよ。誰も嫌な目で見てないよ。お父さん、お母さん、大変だね。子育て頑張ってるね。応援してるよ」二十年前の自分へ。そして、今、同じような状況にあるあなたへ。
おむつ取り換え中におなかにチューしようとかがんだら、赤ん坊の爪で引っかかれました。子育て中によくある、無邪気な一撃。赤ん坊の一撃は、合気道のようです。力を入れてないのに、当たったときの威力が強力。血が出たよ。
片付けが終わり、寝床にゴロンとなって、じゃれつくムスメと遊ぶ。おしりをなでなでしたら、とてもリラックスした様子で、そのまま少しおっぱいを飲んだだけでお昼寝ぐっすり。
発見:赤ん坊の腕は、常時、九の字に曲がっているから鍵盤が叩けない。
ここだけ髪が長ーいの。魅力的な後頭部。
楽しそうにお尻をピコピコ浮かせます。そして両手は、揉み手。カワイ―。
石畳でもガタゴトならず快適な自転車用の車輪、排気ガスを吸わない高い車高、たっぷりの収納。買ってよかった。100ユーロ値引きされ、約300ユーロでした。
アーモンドオイルにお世話になりました。しばらく塗り続け、数か月後に自然治癒するのですけど、このほかにも耳垢が血が混じったみたいな色をしてたり、赤ちゃんの世話は、心配ばかり。たいていは、「原因は分からないけど、いつの間にか治ってた」なのです。
段ボール箱を、片手で掴めるようになってて、驚きました。だって結構大きい箱なんですよ。それを叩いたり触ったりして遊んでいます。
後ろに倒れてもケガしないよう、背後にクッション。頭が重いから、倒れるときはいつも頭からなの。もうじき戸棚開閉防止を取り付けちゃうから、つかの間の遊びとも知らず、熱中しています。
フランスの赤ちゃんは皆、持っているであろう天然ゴムのきりん。生え始めた歯のせいで、むずむずする口を、このおもちゃを噛んでなぐさめるもの。古くなって硬くなったフランスパンを与えるひともいますよ。
夕方jardin publicへ。 六月だというのに最高気温は20度しかない。フランスの夏は日陰と日向で体感温度が違うから、この日は、肌着、Tシャツの上にCombinaisonという宇宙服を着せての外出です。まだ自分で歩いたり走ったりできないから、自分で滑り台を滑るより、他の子どもたちが遊ぶのを見る方が好きでしたね。 見てるだけでめちゃくちゃ楽しいらしく、帰ろうとすると、ほぼ毎回大泣きしました。で、後に他のお母さんから、「帰りたくなくて乳母車のなかで泣いてた赤ん坊でしょ?大きくなって」という発言...