5 Mai 2018
食の狩人のみなさま、こんにちは。晴天で清々しい五月五日ですね。
さて昔むかし、ボルドーには、ふたつ、素晴らしいケーキ屋さんがあったのですが、いずれも消滅してしまい、以来、十年以上も、美味しいと伝え聞くケーキ屋を試しては、その都度、失望と落胆を繰り返してまいりました。星の数ほどのケーキ屋がボルドーにあれど、もう才能あるパティシエは来ないのかしら、と絶望しつつあったボ母に、福音が、やってまいりましたよ!
Neversの<Caffet>(ここも美味しい.東京に出店してるよ)で修行した若き仏人菓子職人、その名も<ピエール マチュー>さんが、同名のお店をボルドー中心地に、今春、開店いたしました。見つけてきたのは当ブログの主人公、ボむすめ。(でかした!産んで育てた甲斐があったよなあ感涙)
https://www.instagram.com/patisseriepmpatissierbordelais/?hl=fr
http://www.maison-caffet.com/
どのケーキも繊細に作られていて、味はもちろん旨い、美味しい。砂糖の量も控えめ、日本人好み。ええ、食の狩人なんでね、ほぼ全種類食べましたわ。味の想像がつく苺のケーキ以外ね。それで、ケーキを切ると中に工夫がされてあって、クリームや果肉が入ってる、と。特に、この薄緑いろのドーム型ケーキが好みでした。チョコレート系が一番甘いかも。で、写真右のオレンジの丸いのが、なんとチーズケーキなんですよ。中は真っ白。意外でしょ?土台のビスケまで、さくっとして甘くなくて美味。
チョコレート屋さんはね、ふたつ、すでにボ母のお気に入りがボルドーにあるのですが、PMのもいずれ劣らぬレベル。鉛筆スタイルのチョコ(写真無し)は、ボ母は初めて見ました。袋に入っていても、選びやすく出しやすい、とても便利な形。いい考えですねえ。
店は、ボルドー市役所広場、サン アンドレ大聖堂の真向かいにございます。その場で食べる<on va manger tout de suite>と言うと、このように紙ナプキンに載せてくれます。
わたしたちは、カウンターで切り売りされていたFLANを、更に半分に切って、<vous pouvez le couper en deux SVP?>、いただいて、食べました。甘すぎない堅実な味。本物のバニラビーンズを使っているのが見えました。
立地がら、観光客も多いらしく、英語で対応できる可愛らしい店員さんがいらっしゃいます。そしてもうお一人、「上品さの見本」的なキレイな店員さんも。
試しておりませんが、アイスも売ってますよ。
ボルドーにお越しの折は、ぜひおいであれー♪
追加:苺ケーキとマンゴ入りケーキのご報告です。これでマカロンを除き全種のケーキを制覇いたしました。
結論から入りますと、この黄色のケーキがたいへんおいしゅうございました。苺は、懐かしい味と姿ですね。PMさんは、チョコより果物系に強い気がします。上に乗っている黄色系果物が新鮮で自然の甘味がたっぷりなのに、さらに、切ると本体の中から、とろりと美味しい白いクリームが出てまいります。レモンですかね、微妙な酸味が下のタルト生地にあり、食後感が心地よい!
薄緑のドーム型ケーキと黄色のこっちが、ボ家族の一押し二押しでございます。次回は、アイスを試したいでございます。
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